自然堤防帯河川におけるウォッシュロード堆積モデルの検証

  • 戸崎 大介
    岐阜大学大学院自然科学技術研究科環境社会基盤工学専攻
  • 原田 守啓
    岐阜大学 流域圏科学研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • THE VALIDATION OF FINE-SEDIMENT DEPOSITION MODEL IN INTER-FLOODPLAIN OF LOWLAND RIVERS

説明

<p> 本研究は,河川毎に異なる土砂濃度と流況を考慮可能なウォッシュロード堆積予測モデルの検証を主目的とし,木曽川水系揖斐川・長良川の掘削地を対象に,地表面の状態がウォッシュロードの堆積に与える影響を現地実験及び現地調査により把握し,ウォッシュロード堆積モデルによる再現計算を行った.揖斐川における4出水期に亘る定点調査,地被状態が異なる4種のパネルを設置した現地実験,揖斐川・長良川の3工区に設定した計67地点における現地調査を行い,各調査期間中の土砂堆積量とウォッシュロードが占める割合を把握した.これら全ての調査結果に対し,モデルによる再現計算と検証を行った結果,樹林化が進んだ条件において本モデルは良好な再現計算結果を示した.一方,草本のみが地表を覆う条件における検証には課題が残った.</p>

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

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