STIV計測値を用いた最大エントロピー法のパラメータ自動推定手法の検証

書誌事項

タイトル別名
  • VALIDATION OF AUTOMATIC PARAMETER ESTIMATION METHOD OF MAXIMUM ENTROPY METHOD USING STIV MEASUREMENT VALUES

抄録

<p> 河川表面流速を計測する非接触型手法による流量算定では,表面計測値に一定の表面流速係数を乗じて区分求積により流量を求めることが通常だが,実際には河川形状等により表面流速係数の変動が想定される.この点を考慮可能な流量推定手法として,最大エントロピー法の概念に基づく鉛直流速分布式を用いた手法が提案されているが,この手法ではエントロピーパラメータMの設定のために1度は横断面の流速分布を測定する必要があり,新規地点への適用に課題がある.本研究では,近年提案されているMの自動推定手法について,画像計測手法であるSTIVの計測値を用いた検証を行った.その結果,複数河川への適用を通して本手法の適用範囲に関する知見が得られ,通常用いられる一定の表面流速係数が不適なケースで,流量推定精度が向上することが示された.</p>

収録刊行物

参考文献 (12)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ