破堤条件および建物の影響を考慮した千曲川における氾濫解析の精度評価

書誌事項

タイトル別名
  • ACCURACY EVALUATION OF INUNDATION ANALYSIS OF THE CHIKUMA RIVER CONSIDERING DIKE BREAK CONDITIONS AND INFLUENCE OF BUILDINGS

抄録

<p> 近年,洪水破堤氾濫に伴う巨大水害が多発している.大規模浸水が発生した場合,その被害評価には氾濫解析が有益なツールとなる.都市の中には建物などが存在し,その建物の影響を受けて浸水は拡がることから,氾濫解析における建物の影響を適切に評価する必要がある.本研究では,2019年に生じた千曲川の破堤氾濫を対象に,氾濫解析の結果と実績値(浸水域と実績水位,画像から得た水位の時間変化)の比較から,解析モデルの精度評価を行った.さらに,破堤箇所近傍を対象に,2m格子を用いて建物を表現し,建物の有無による計算結果の比較から,氾濫解析における建物考慮の重要性を改めて示した.</p>

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