書誌事項
- タイトル別名
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- A case of non-fluent/agrammatic variant of primary progressive aphasia with logoclonia
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説明
<p>症例は79歳男性．右利き．X年言葉の出にくさ，呂律の回りにくさが出現，X+5年，発語失行，言語産生における失文法，単語の中間や語尾の1～2音節を繰り返す語間代がみられた．頭部MRIで両側前頭側頭葉の萎縮，脳血流SPECTで右側優位の基底核血流低下，DaTスキャンで右優位の線条体のドパミン集積低下を認めた．X+6年発話量が減少，発語は更に聞き取りにくくなった．本例は語間代を呈したnon-fluent/agrammatic variant of primary progressive aphasiaと考えられた．語間代は進行期のアルツハイマー病での発症の報告が多いが，本例は臨床経過や検査所見からアルツハイマー病は否定的であった．既報告と本例の検討から語間代の病巣は，左前頭側頭部に加えて基底核，右半球との関連も示唆された．</p>
収録刊行物
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- 臨床神経学
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臨床神経学 63 (1), 7-14, 2023
日本神経学会
