保育者の音楽に対する苦手意識を払拭する試み : ワークショップ参加は意識をどのように変えるのか

書誌事項

タイトル別名
  • Can workshops that are conscious of musical expression activities in childhood education change the early childhood educators’ awareness of weakness?
  • ホイクシャ ノ オンガク ニ タイスル ニガテ イシキ オ フッショク スル ココロミ : ワークショップ サンカ ワ イシキ オ ドノ ヨウ ニ カエル ノ カ
  • ホイクシャノオンガクニタイスルニガテイシキヲフッショクスルココロミ : ワークショップサンカハイシキヲドノヨウニカエルノカ

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抄録

1989年に幼稚園教育要領が6領域から5領域になり,「表現」が生まれたが,多くの保育者らは「音楽」という形式や枠組みに囚われて音楽に対して苦手意識を持ったままである。そこで,本研究は音楽に苦手意識を持つ保育者らにワークショップに参加してもらい,その意識の変化について検討した。その結果,保育者自らが音にかかわる活動を重ねることで,音に対する新たな聴き方や捉え方をすることができるようになり,保育者の自信となり,それが子どもと共に活動を展開する助けとなることが示唆された。また,保育者自身が音や,初めて演奏する楽器を楽しむことができたことは,音楽に対する苦手意識を払拭することに繋がることが明らかとなった。

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