安全体感・体験教育への1 提案(コンテンツの視点)

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書誌事項

タイトル別名
  • A Proposal for Education Contents on Safety Experiential Training

抄録

<p>事故などが目標通り減少しない要因の一つとして,事故などの再発防止施策の多くが自社の「経験智」に基づいた,エンドレスに続けざるをえない“モグラたたき”的要素の強い施策に在る,と考え,その改善策として日本学術会議・人間と工学連絡委員会安全工学専門委員会が提唱した「安全工学」の体系に則った安全教育の手法を提案する.新しい「安全工学」は3 つの基本の要素,「人」「技術」「組織」からなる7 つの領域の研究成果を体系化し,3 つの要素が一体化した七番目の「人・技術・組織」の領域の教育まで目指すとしていて,“モグラ”の接近に科学的に対応することと現在実施している教育をその内容の位置を確認しながら推進することができる.本稿で「人・技術・組織」領域の安全体感教育手法として開発した「現場RS ケースメソッド®法」を紹介する.</p>

収録刊行物

  • 安全工学

    安全工学 62 (1), 28-33, 2023-02-15

    安全工学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390576591777513728
  • DOI
    10.18943/safety.62.1_28
  • ISSN
    24240656
    05704480
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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