供用20年を経過した再生改質アスファルト舗装の供用性状について

書誌事項

タイトル別名
  • LONG-TERM SERVICE CHARACTERISTICS OF RECYCLED ASPHALT PAVEMENT AFTER 20 YEARS OF SERVICE

抄録

<p> 我が国におけるアスファルト再生骨材のアスファルト混合物への利用は1980年代から本格的に行われており,改質アスファルト混合物へのアスファルト再生骨材の利用についても検討および適用が進められてきている.しかしながら,積雪寒冷地における再生改質アスファルト混合物の長期的な供用性状の検証はなされていないのが実態である.本研究では,2001年度に国道上で再生改質アスファルト混合物の試験施工を実施し,舗設時から供用20年後まで供用性状を調査した.またコア採取を行い,ひび割れの進行方向について検討した.この結果,再生骨材の配合率が高いほど,供用により冬期の摩耗等や路面側からのひび割れが生じやすい傾向にあることが明らかとなった.</p>

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