日本食品標準成分表2020年版(八訂)を用いた栄養成分表示に関する考察

  • 竹林 純
    国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・栄養研究所
  • 鈴木 一平
    国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・栄養研究所
  • 千葉 剛
    国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・栄養研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Consideration of Food Nutrition Labeling Based on the Standard Tables of Food Composition in Japan―2020― (Eighth Revised Edition)
  • ニホン ショクヒン ヒョウジュン セイブンヒョウ 2020ネンバン(ハチテイ)オ モチイタ エイヨウ セイブン ヒョウジ ニ カンスル コウサツ

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説明

<p>2015年から熱量とたんぱく質・脂質・炭水化物・食塩相当量の栄養成分表示が加工食品に義務付けられている。栄養成分表示値は, 食品表示基準で定められた分析方法 (表示分析法) による分析値を原則とするが, 日本食品標準成分表 (成分表) の収載値等の合理的根拠に基づいた計算値も認められている。消費者が栄養成分表示を比較して自らに適した食品を選択できるように, 計算値は, 表示分析法による分析値と可能な限り近しい値であることが望ましい。成分表2020年版 (八訂) では, 成分表2015年版 (七訂) から熱量計算方法が変更され, 複数の項目が併記されている栄養成分も多い。そこで本稿では, 表示分析法と成分表2020の分析方法を比較し, 成分表2020を栄養成分表示に用いる場合の適切な参照方法について考察した。</p>

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