乳がんサバイバーの再発不安に対する看護介入プログラムの開発
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- 湯浅 幸代子
- 甲南女子大学 看護リハビリテーション学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of a Nursing Intervention to Manage Fear of Recurrence Among Survivors of Breast Cancer
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説明
<p>目的:がんの再発不安は,治療後のサバイバーに共通してみられ,強い再発不安はQOLやwell-beingに影響することが明らかとなっているが,効果的な看護介入は明らかになっていない.本研究は,乳がんサバイバーが再発不安をマネジメントするための複合的看護介入プログラムを開発し,その効果について検討することを目的に実施した.</p><p>方法:本研究は,単群による介入研究デザインを用いた.介入として,乳がんサバイバーのストレスマネジメント,症状マネジメント,健康行動を促進するために,3回のサポートグループと2回の個別相談から成る5週間のプログラムを提供し,primary outcomeをがんの再発不安,secondary outcomeをQOL,コーピングとし,介入前(T1),介入後(T2),3カ月後(T3)に評価した.</p><p>結果:2施設から再発不安のある乳がんサバイバー22名が研究に参加した.再発不安のスコアはT1に比べT3で有意に改善し,QOLはT2およびT3で有意に改善した.コーピングのスコアには有意な変化はみられなかった.</p><p>結論:本研究では,乳がんサバイバーの再発不安,QOLにおいて良好な結果が得られ,今回開発した複合的看護介入プログラムは乳がんサバイバーが再発不安をマネジメントするのに有用である可能性が示唆された.介入の有効性を検証するために,さらなる研究が必要である.</p>
収録刊行物
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- 日本がん看護学会誌
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日本がん看護学会誌 37 (0), n/a-, 2023-02-28
一般社団法人 日本がん看護学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390576734221456384
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- ISSN
- 21897565
- 09146423
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可