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- 松村 伸治
- 北海道大学大学院地球環境科学研究院
書誌事項
- タイトル別名
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- Arctic climate and snow cover in warm season
抄録
寒候期における大気と雪氷(積雪および海氷)との関係は近年の中緯度域の寒冬と関連して近年急速に理解が進んでおり,関連するレビュー論文も数多く出版されているのに対し,暖候期に関しては未だ発展途上であり理解に乏しい.そこで,今後の研究の一助とするために暖候期の大気-雪氷相互作用に関する最近の研究を紹介する.前半は積雪や凍土を介した北ユーラシアの大気-陸面相互作用,後半は大気循環を介した春季ユーラシアの積雪と夏季北極海の海氷とのリンク,最後に北極温暖化増幅を理解するための課題に触れている.本稿は,気象・気候学の観点から雪氷と大気との相互作用を論じており,最近の北極域の気候変動は関連する分野の横断的な理解,つまり気候システムとしての理解が必要不可欠であると考える.
収録刊行物
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- 雪氷
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雪氷 80 (2), 175-184, 2018
公益社団法人 日本雪氷学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390576745205320832
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- ISSN
- 18836267
- 03731006
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可