合成開口レーダーで捉えたアラスカ・ユーコン地域におけるサージ型氷河の動態

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書誌事項

タイトル別名
  • Dynamics ofsurge-type glaciers in Alaska-Yukon revealed by Synthetic Aperture Radar
公開日
2016
DOI
  • 10.5331/seppyo.78.6_425
公開者
公益社団法人 日本雪氷学会

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説明

氷河サージとは,長い静穏期の後に流動速度が平時の数倍から数百倍にまで短期的に上昇する現象で,末端の前進や高度変化を伴う.サージ型氷河は世界的には数少なく,低頻度な現象であるため,その動態には解明されていないことが多かった.しかし,合成開口レーダー(Synthetic Aperture Radar, SAR)を用いた氷河流動観測が質・量ともに向上し,新たな知見が得られつつある.本稿では,非サージ型氷河の理解にも重要な氷河表面速度と氷河の水理・水文環境の変動を概観するとともに,これまで提起されたサージ発生メカニズムとその問題点を解説する.次に,SARによる氷河流動観測技術の進展と最近のサージ検出事例を紹介し,サージ発生メカニズムに関する最新の知見を議論する.最後に,衛星SARによる今後の氷河流動観測について述べる.

収録刊行物

  • 雪氷

    雪氷 78 (6), 425-438, 2016

    公益社団法人 日本雪氷学会

参考文献 (54)*注記

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