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- 友成 義正
- 九州大学応用力学研究所 : 助手
書誌事項
- タイトル別名
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- ハクリ センダンソウ ト fence ト ノ カンショウ クケイ ダンメンチュ
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抄録
矩形断面柱のソフトギャロッピングの発生が,流れのいかなる性質に基づいているかを知るため,半噴流において発生した水平な剥離剪断層の下部(静止流体側)に,垂直fenceを置き, fence前後の圧力差の発生効果を調ぺた.その結果,剥離剪断層とfence との間隔が減小すると, fence前後の圧力差が増加することがわかった. これは, 剥離剪断層に連行作用があることを考えると理解できる.得られた実験結果をもとにして,正方形断面柱まわりの流れと表面圧力分布との対応を考察し,正方形断面柱のソフトギャロッビングの発生が,前縁から発生する剥離剪断層の連行作用によるものであることの可能性が主張された.
収録刊行物
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- 應用力學研究所所報
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應用力學研究所所報 47 49-55, 1978-02
九州大学応用力学研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390576811727592704
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- NII論文ID
- 40000282028
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- NII書誌ID
- AN00026715
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- DOI
- 10.15017/4743588
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- HANDLE
- 2324/4743588
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- NDL書誌ID
- 1927277
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- ISSN
- 00307734
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可