人工靭帯を用いた内側膝蓋大腿靱帯再建術症例における等尺性膝伸展筋力の特徴
書誌事項
- タイトル別名
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- Characteristics of isometric knee extensor strength in patients with medial patellofemoral ligament reconstruction using artificial ligaments
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抄録
<p>【目的】人工靭帯による内側膝蓋大腿靭帯再建術(以下MPFLR)および脛骨粗面移行術(TTO)を併用した症例(以下MPFLR+TTO)における膝伸展筋力の特徴を明らかにすること。</p><p>【方法】MPFLR群15名,MPFLR+TTO群11名を対象に,最終フォローアップ時(MPFL群22.8±15.6ヶ月;MPFL+TTO群22.8±9.6ヶ月)の等尺性膝伸展筋力を,膝関節90度及び30度で測定し,健患差および健患比を検証した。</p><p>【結果】MPFLR群では,術側と非術側の間に等尺性膝伸展筋力の有意差はみられなかった。MPFLR+TTO群では,術側が非術側と比較して,有意に低い等尺性膝伸展筋力を示した。健患比は,MPFLR+TTO群がMPFLR群と比較して有意に低値を示した。</p><p>【結論】人工靭帯によるMPFLRは,良好な膝伸展筋力の回復が得られる。一方で,TTOを併用した場合,膝伸展筋力の健患差が残存し,単独MPFLRと比較して術後の筋力回復が得られにくいことが示唆された。</p>
収録刊行物
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- スポーツ理学療法学
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スポーツ理学療法学 1 (1), 13-20, 2023-03-23
一般社団法人 日本スポーツ理学療法学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390576988955818112
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- ISSN
- 27584356
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可