交通事故防止のための反射材の検討

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タイトル別名
  • Study of Reflective Materials to Prevent Traffic Accidents Comparing Visibility Evaluations of Young Age and Elderly-simulated Groups
  • 交通事故防止のための反射材の検討 : 若齢者群と擬似高齢者群の視認性評価の比較
  • コウツウ ジコ ボウシ ノ タメ ノ ハンシャザイ ノ ケントウ : ジャクレイシャグン ト ギジ コウレイシャグン ノ シニンセイ ヒョウカ ノ ヒカク
  • -若齢者群と擬似高齢者群の視認性評価の比較-

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抄録

<p>夜間における交通事故防止を目的に、女子大生20名を対象に高齢者擬似眼鏡を装着しない(若齢者群)場合と、装着した(擬似高齢者群)場合の2条件で、反射材の視認性評価実験を行った。反射材はピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルーの5色のリストバンドを用い、「手首」「足首」「手首+足首」に着用した。夜間の歩道で、距離10~100mまで10m間隔で撮影した画像サンプル150枚を使用した。若齢者群の視認性評価は、距離によって異なるが、反射材5色の着用位置のすべてにおいて、擬似高齢者群の視認性評価より有意に高かった(p<0.05, p<0.01, p<0.001)。ロービーム照射40m地点で視認性評価が3.5(「かろうじて見える」と「やや見える」の間)以上であった色は、若齢者群ではオレンジ、イエロー、グリーンで、擬似高齢者群ではイエローであった。着用位置は、両群ともに「手首」の視認性評価が最も低かった。</p>

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