コクヌストモドキの発育におよぼす食塩の影響

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書誌事項

タイトル別名
  • Effect of NaCl for development of the red flour beetle <i>Tribolium castaneum</i> (Herbst) (Coleoptera: Tenebrionidae)

抄録

コクヌストモドキへ食塩濃度を,8,4,2,1,0.5,0%に調製した小麦粉飼料を与えて,成虫の生存と幼虫の発育,蛹化におよぼす食塩の影響を調査した.その結果,飼育30日後,食塩濃度4%区と全て死亡した8%区では,2%区以下の各区と対照区に比べ有意に全てのステージの次世代合計個体数が少なかった(p<0.05).また,食塩が0.5%含有するだけで老熟幼虫に発育するのを60%,蛹化を65%それぞれ阻害された.

収録刊行物

  • ペストロジー

    ペストロジー 37 (1), 13-15, 2022-03-25

    日本ペストロジー学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390577043838251392
  • DOI
    10.24486/pestology.37.1_13
  • ISSN
    24321540
    18803415
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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