An analysis of Kareobana (Part2)

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  • 『枯尾華』「俤や」歌仙分析

Abstract

元禄期の連句作品を分析する作業の一環として、其角編『枯尾華』(元禄七年刊)に収められる、杉風系俳人による芭蕉追悼の「俤や」歌仙を取り上げる。そして、その分析により、芭蕉流の手法(とくに前句と離した付け方)が共有されていることは認められる一方、二句を離そうとする意識が悪く作用して、恣意的な語句・題材の選定になりがちな一面もあることを指摘する。

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