書誌事項
- タイトル別名
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- Impact from the Disney version and/or the Grimm version on the psychological images of “Snow White"
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説明
昔話「白雪姫」を知っている人は多いが、そのあらすじに関する知識やイメージは人さまざまである。 幼児教育系・心理系大学生173 名に質問紙調査を行い,主として以下の結果を得た.(1)あらすじを「知っ ている」「だいたい知っている」とする回答の合計は94.3% であった.(2)白雪姫の殺害方法及びお妃 の死に方に関する知識は,グリム版よりもディズニー版の知識を持つ者の方が多かった.(3)SD 法に よる白雪姫とお妃のイメージはヒロイン(善玉)対ヒール(悪玉)となって対照的であった. (4)白 雪姫が殺されそうになった年齢の回答は,平均値14.03 歳,最頻値は15 歳,回答百分率でみると15 歳(19.6%),16 歳(17.8%),14 歳(14.1%)と続き3 つの合計で51.5%,グリム版に記載された7 歳と回答した者はわずかに4.9% であった.
収録刊行物
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- 仁愛大学研究紀要. 人間生活学部篇
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仁愛大学研究紀要. 人間生活学部篇 (6), 73-82, 2015-03-31
仁愛大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390577065837322112
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- ISSN
- 21853363
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可