教養科目としての音楽の授業についての一考察 : 授業に関するアンケート調査をもとに

書誌事項

タイトル別名
  • A study of Music as a Liberal Arts Subject : Based on a Questionnaire Survey about the Classes

抄録

大学における音楽あるいは音楽関連の科目は,なにも音楽大学や教育系の大学だけの科目ではなく,一般教養科目として音楽/音楽関連の科目が置かれている大学は多い.では,音楽家や音楽の教員を目指す学生はいざ知らず,そうでない学生が音楽を「学ぶ」ことの意義はいったい何なのであろうか.そこで学ぶ内容は,自らの音楽活動や保育・教育の場における音楽活動をリードするための楽器演奏や歌唱のスキル,あるいは実践的な音楽理論や音楽活動の指導法とはまた別のものであり,その目的もまた違ったものとなる筈である.このような一般教養としての音楽/音楽関連科目の存在意義,そこで学習する内容と期待される成果について,実際に授業を担当する者として考えてみたい.

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