電気的インピーダンスと位相角に基づくCFRPシートで被覆したコンクリートの内部損傷検出

  • 夛田 健次
    株式会社ジャスト NIT創成研究部(〒225-0012 神奈川県横浜市青葉区あざみ野南2-4-1)
  • 武田 悠治
    株式会社ジャスト NIT創成研究部(〒225-0012 神奈川県横浜市青葉区あざみ野南2-4-1)
  • 長谷川 泰聰
    三菱ケミカルインフラテック株式会社 土木・防水補強部(〒103-0021 東京都千代田区丸の内1-1-1)
  • 吉武 勇
    山口大学 大学院創成科学研究科(〒755-8611 山口県宇部市常盤台2-16-1)

書誌事項

タイトル別名
  • DETECTION METHOD USING ELECTRICAL IMPEDANCE VARIATIONS AND PHASE TRANSITION FOR INTERNAL DAMAGE OF CONCRETE COVERED WITH CARBON FIBER REINFORCED POLYMER (CFRP) SHEET

抄録

<p>基礎的実験として、表面をCFRPシートで被覆した直方体の試験体を凍結融解試験により強制的に内部劣化させ、1MHzから8MHzまでの交流電圧を連続的に印加させた状態におけるインピーダンスと位相角の周波数特性を調べた。インピーダンスと位相角の測定には、試験体を挟み込むように配置した2電極端子を有するプローブを接続したインピーダンス解析器を用いた。この実験結果から、2MHz~4MHz付近でのインピーダンス極大値と位相角が負から正へ変化する時の周波数を測定することで、CFRPシートで覆われた上からコンクリート内部の劣化損傷を検出できる可能性を示した。</p>

収録刊行物

参考文献 (3)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ