圧送および締固めが中空微小球を使用した高耐久RC床版の耐凍害性に及ぼす影響

  • 水野 浩平
    鹿島建設株式会社 技術研究所(〒182-0036 東京都調布市飛田給2-19-1)
  • 橋本 学
    鹿島建設株式会社 土木管理本部(〒107-8477 東京都港区元赤坂1-3-8)
  • 前島 拓
    日本大学 工学部土木工学科(〒963-8642 福島県郡山市田村町徳定字中河原1)
  • 岩城 一郎
    日本大学 工学部土木工学科(〒963-8642 福島県郡山市田村町徳定字中河原1)

書誌事項

タイトル別名
  • EFFECT OF PUMPING AND COMPACTION ON FROST DAMAGE RESISTANCE OF HIGHLY DURABLE RC ROAD BRIDGE DECK USING MICRO SPHERE

抄録

<p>寒冷地の道路橋RC床版において、塩害、凍害やアルカリシリカ反応(ASR)など複合劣化への対策として、複合防護網の考えを導入した高耐久RC床版が提案され、その有効性が実証されている。本研究では、高耐久RC床版にⅣ種のフライアッシュと樹脂製の中空球体である中空微小球を併用し、実施工を想定した実大模擬床版により適用性を評価した。その結果、圧送や締固めの影響によらず、耐凍害性に有効な0.15mm未満の空気量がばらつきなく連行されており、耐凍害性が確実に確保されることが確認された。</p>

収録刊行物

参考文献 (4)*注記

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