剛体模型を用いた風洞試験による多径間連続斜張橋の塔断面検討
書誌事項
- タイトル別名
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- STUDY OF SHAPE OF CABLE-STAYED BRIDGE TOWER BY WIND TUNNEL TEST WITH RIGID MODEL
抄録
本稿は,大阪湾岸道路西伸部の新港・灘浜航路部に計画されている多径間連続斜張橋において,塔剛性を向上させる目的として計画した橋軸A型主塔の耐風安定性を確認するために実施した風洞試験結果を報告し,試験結果を踏まえて選定した主塔断面形状を示すものである.現在計画されている主塔は,高さが200mを超え海上部に位置するため耐風安定性が課題となる.そこで,まず耐風安定性の高い断面形状を選定するため,二次元断面部分模型試験を実施し,面取り・隅切りの大きさや角度,スリットの有無などの傾向を確認した.その傾向を考慮して,三次元のロッキング模型試験によって風洞試験を実施し,耐風安定性の高い断面を選定した.
収録刊行物
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- 風工学シンポジウム講演梗概集
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風工学シンポジウム講演梗概集 27 (0), 113-118, 2022
一般社団法人 日本風工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390577154752784384
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- ISSN
- 24355437
- 24354392
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可