芥川龍之介における中国人女性観の変貌 : 「南京の基督」と「湖南の扇」を重点に

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  • The Transformation of Ryunosuke Akutagawa’s Views on Chinese Women: With an Emphasis on “The Christ of Nanjing” and “The Fan of Hunan”

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抄録

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[要旨] 近年、芥川の大正十年の中国旅行についての研究が盛んに行われてきたが、しかし、旅行前と旅行後を比較し、その変化についての研究がまだ少ない状況にある。本論文では、旅行前と旅行後の変化を探る一つの試みとして「南京の基督」と「湖南の扇」を例にとり、それぞれのヒロインの金花と玉蘭を比較し、その人物造型から芥川の旅行前と旅行後の中国人女性像の差を見出してみる。

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