衛星画像と数値表層モデルを用いた海岸堤防抽出手法の提案

DOI
  • 熊野 直子
    非会員 茨城大学地球変動適応科学研究機関
  • 川嶋 良純
    正会員 国際航業株式会社
  • 箭内 春樹
    学生会員 茨城大学大学院理工学研究科都市システム工学専攻
  • 田村 誠
    非会員 茨城大学地球変動適応科学研究機関
  • 横木 裕宗
    正会員 茨城大学工学部都市システム工学科
  • 桑原 祐史
    正会員 茨城大学広域水圏環境科学教育研究センター

書誌事項

タイトル別名
  • Proposal of Identification Method for Coastal Dike Distribution using Satellite Images and Digital Surface Models

抄録

<p>要旨気候変動に伴う災害の激甚化・海面上昇による浸水域の把握は喫緊の課題である。特に,浸水域の把握に際して,海岸地域における堤防の有無を考慮する必要があるものの,全球を対象として均一な調査基準に基づいた堤防データは整備されていないのが現状である。そこで,本論では堤防の特徴を数値表層モデルに組み合わせて堤防抽出支援情報を生成し,画像判読を併用する堤防抽出方法を提案した。さらに,国内外のテストサイトを設定し,堤防抽出方法の精度検証を行った結果,地形的特徴が捉え易い領域では70~80%の抽出精度が得られた。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390577277031352576
  • DOI
    10.57296/jaczs.30.4_89
  • ISSN
    24369837
    13496123
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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