1.脱毛症の病態理解と診断アプローチ

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抄録

<p>脱毛症は病態の主体が表皮下にあることが多く,正確に診断し病態を把握するためには適切なテクニックを用いる必要がある.つまり脱毛パターンを把握するのみならず,抜毛テスト,トリコスコピー,病理組織学的所見を総合的に評価することが日常の脱毛症診療において重要である.本稿では日常診療で特に遭遇頻度の高い円形脱毛症を中心に,脱毛症の鑑別および治療の最適化に有用な病態理解に基づく診断のアプローチについて概説する.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390577298347642752
  • DOI
    10.14924/dermatol.133.635
  • ISSN
    13468146
    0021499X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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