Recovery Indicators Used in Studies Conducted by Clinicians Involved in Mental Health in Japan: A Literature Review

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  • メンタルヘルスに携わる臨床家が行う研究におけるリカバリー指標に関する文献検討
  • メンタル ヘルス ニ タズサワル リンショウカ ガ オコナウ ケンキュウ ニ オケル リカバリー シヒョウ ニ カンスル ブンケン ケントウ

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Abstract

本研究の目的は日本のメンタルヘルスに携わる臨床家がリカバリーを測定・評価するために用いている量的・質的指標を整理し、リカバリーに関連した研究に今後望まれることを検討することである。対象となった32の文献のうち、量的指標を用いた文献は7件、質的指標を用いた文献は32件であった。これらの指標の傾向を知るためにCHIMEの5つのカテゴリーに分類するとConnectednessは31件、Hope and optimism about the futureは 30件、Identityは 13件、Meaning in lifeは25件、Empowermentは30件の文献が該当した。臨床家が指標として用いたものについて、CHIMEの枠組みに分類できなかった指標として、本人の困りごと、障壁に対する困難感とその対処、社会的リソースなどが挙げられた。これらは我が国の文化的背景が影響していると考えられるため、日本独自の文化的背景を踏またリカバリーの構成要素を整理することが望まれる。

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