書誌事項
- タイトル別名
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- PHYSICAL DIFFICULTY EFFECTS ON OUTING BEHAVIOR —ACTUAL CONDITIONS AND ISSUES BASED ON THE TOKYO METROPOLITAN AREA PERSON TRIP SURVEY—
説明
<p>高齢者の身体機能維持による健康寿命延伸が目指される中,人々の外出行動に関しても「高齢化」から更に踏み込んだ「外出に関する身体的な困難さ」を切り口とした実態把握が必要である.そこで本研究では第6回東京パーソントリップ調査に基づいて,身体的な困難さの水準による外出の有無・外出内容の実態比較を行った.その結果身体的な困難さの上昇に伴い,外出率の低下,自動車利用への依存,移動目的の単調化,移動時間の短時間化等が生じている実態が明らかとなった.なお,身体的な困難さを有する将来人口が2040年までに大幅に増加するという概算値の算出を通じ,これらの問題は今後より深刻化すると考えられる一方で,健康寿命の延伸が実現すれば事態の悪化を緩和できる可能性も示された.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集D3(土木計画学)
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土木学会論文集D3(土木計画学) 78 (5), I_417-I_426, 2023
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390577541502484352
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- ISSN
- 21856540
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可