邦楽管楽器を中心とした現代邦楽作品の新たな可能性

書誌事項

タイトル別名
  • New Possibilities of the Contemporary Japanese Music Works Mainly on the Japanese Traditional Wind Instruments

説明

本研究は、2021年の篠笛奏者金子弘美氏の依頼による邦楽管楽器のための二重奏作品の創作、さらには所属する作曲家同人団体の演奏会への出展に向けての邦楽管楽器作品の創作を通して、現代邦楽作品の新たな可能性について探究していくことを目的としてなされたものである。私は、これまでのキャリアにおいて、邦楽器による作品の創作に対し距離を置いてきたが、近年の自身の音楽観や文化観の変化、および演奏家や多様な音楽との出会いも相まって、日本人作曲家として邦楽器に向き合い、邦楽作品に満を持して取り組みたいとの思いが高まっていた。金子氏とのご縁を機に、今回、篠笛ないし邦楽管楽器に焦点を当て、複数の作品創作を通して、その魅力と新たな可能性を探究していくものとした。

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