森林サービス産業の概要と異分野連携による研究開発・実装の仕組みづくり

書誌事項

タイトル別名
  • Overview of the "Forest-related Service Industry" and the Creation of a Mechanism by Interdisciplinary Collaboration

説明

<p> 「森林サービス産業」は令和3年6月閣議決定の「森林・林業基本計画」に明記され、モデル地域への支援等が行われている。各地で企業の健康経営の一環で森林サービスを活用できるよう、その効果の計測とプログラム開発が取り組まれ、具体的な企業と地域の連携などへの発展も期待できる段階となっている。一方、地域での森林サービス産業創出の課題として、令和元年度林野庁委託調査報告書でも、意識共有や持続的な推進体制の構築、人材育成などがあげられている。</p><p> 林野庁では、令和3年にICT、AI等の異分野技術の森林・林業分野への導入促進方策の検討を行う「林業イノベーションハブセンター(森ハブ)」の取組を開始し、そのなかで地域で断続的にイノベーションを発生させる「林業イノベーションエコシステム」の形成に向けた議論を行っている。諸外国等の取組事例などをもとに、成熟過程を整理しフェーズ別展開とそのための支援プラットフォームの役割を検討しているが、地域の様々な関係者の連携が必要な「森林サービス産業」の創出においてもこのフェーズ別展開の方策が重要であることから、今後の「森林サービス産業」の創出への展開を考察する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390577740951795840
  • DOI
    10.11519/jfsc.134.0_22
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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