四国地方の幼齢造林地に侵入した先駆種の地上部・地下部現存量の関係式

DOI
  • 福本 桂子
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所四国支所
  • 米田 令仁
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所四国支所
  • 大谷 達也
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所四国支所

書誌事項

タイトル別名
  • Allometric models for above and belowground biomass of pioneer species in Shikoku.

抄録

<p>持続的な森林経営を行うため、初期保育の低コスト化が求められてきた。初期保育コストのうち約4割を占める下刈りの省力化について、多くの研究事例が報告されている。その研究事例の多くは、スギやヒノキなどの造林木の成長に焦点を当てており、競争相手である雑草木の生態に関する知見は限られていた。そこで本研究では、幼齢造林地に侵入した各樹種の樹高成長速度を予測するために、各樹種の地上部・地下部バイオマスを推定するアロメトリー式を構築した。対象地は高知県に設置された下刈り試験地で、対象樹種はアカメガシワ、タラノキ、ヌルデ、エゴノキ、リョウブの5種である。検討する変数は地際直径(D)、樹高(H)、D2Hとした。地上部・地下部バイオマスを推定する最適な変数を樹種別に検討し、アロメトリー式を構築したのでその結果を報告する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390577740951861632
  • DOI
    10.11519/jfsc.134.0_312
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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