航空機LiDARを活用した森林管理状況の把握

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タイトル別名
  • Assessing forest management status using airborne LiDAR

抄録

<p> 近年、基盤的な森林情報の取得を目的として、航空機LiDAR観測が多くの自治体で実施されている。航空機LiDARは、主として樹高や材積等の広域資源量推定が可能であることは多くの研究で示されているが、広域LiDAR観測ゆえに個体抽出に十分な点密度での観測ができていなかったり、そもそも高密な林分では正確な個体抽出に限界もあり、十分に森林管理に生かされていないケースも見られる。そこで、昨年度は主に間伐後の経過年数による林分単位でのレーザー透過率(LPI)の差異を評価することにより、LPIが間伐効果の持続の判定として有効である可能性が示唆された。しかし、LPIだけで森林管理状況の把握を行うには不十分であり、更なる指標の検討が必要と考えられた。そこで本研究ではLiDAR観測データから得られるLPI以外の様々な指標についても検討を行い、森林管理状況の把握に有用な指標について検討を行った。</p><p> なお、本研究は三重県知事の承認を受け(令和4年5月9日付け農林水第30-84号承認)、三重県農林水産部所管の測量成果を使用して実施した。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390577740951871488
  • DOI
    10.11519/jfsc.134.0_35
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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