九州での広域多点調査から見えた植栽後10年間のスギ人工林の変化
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- 山川 博美
- 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所九州支所
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- 鶴崎 幸
- 福岡県農林業総合試験場森林林業部資源活用研究センター
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- 江島 淳
- 佐賀県林業試験場
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- 柳本 和哉
- 長崎県農林技術開発センター森林研究部門
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- 柴田 麻美
- 長崎県農林技術開発センター森林研究部門
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- 吉本 貴久雄
- 長崎県農林技術開発センター森林研究部門
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- 寺本 聖一郎
- 熊本県林業研究・研修センター
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- 青木 哲平
- 熊本県林業研究・研修センター
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- 小堀 光輝
- 熊本県林業研究・研修センター
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- 河津 温子
- 大分県農林水産研究指導センター林業研究部
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- 高宮 立身
- 大分県農林水産研究指導センター林業研究部
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- 松本 純
- 大分県農林水産研究指導センター林業研究部
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- 上杉 基
- 宮崎県林業技術センター
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- 穂山 浩平
- 鹿児島県森林技術総合センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Changes in Sugi plantations for 10 years after planting: Findings from a wide-area multipoint survey in Kyushu
抄録
<p>スギ・ヒノキの人工林は収穫期を迎え、主伐−再造林が本格化している。しかし、主伐収入に対して再造林コストが高く、植栽・下刈りを担う林業従事者の不足も問題となっている。これらの解決策として下刈り回数や植栽密度の削減が試みられているが、造林地に発生する競合植生は様々で、場所によって植栽木や競合植生の成長速度も異なることから、削減のための基準を一律に評価することは難しい。本研究では、林地による競合植生や成長速度のばらつきを評価することを目的とした。調査は九州本島内の1〜10年生のスギ人工林を対象として、10m×10mの調査区を194箇所に設定し、植栽木の樹高、樹冠直径、競合植生の高さ、植栽木と競合植生の競合状態、ツル植物の巻き付きの有無などを測定した。植栽木の樹高は調査区間で大きなばらつきがあり、5年次で1.5〜4.5m、10年次で3.5〜9.0m程度であった。また、植栽木による林冠の閉鎖は10年次前後で始まっていた。競合植生は、クラスター分析によって、落葉広葉樹型、ススキ型、キイチゴ型、ササ型の4つのタイプに区分できた。これらの結果に基づき、下刈り要否の判断基準などについて議論する。</p>
収録刊行物
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- 日本森林学会大会発表データベース
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日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 347-, 2023-05-30
日本森林学会