SWATを用いた山地森林流域における流出量の再現

  • 今村 直広
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • Wang Kunyang
    広島大学大学院総合科学研究科
  • 小野寺 真一
    広島大学大学院総合科学研究科
  • 清水 裕太
    農業・食品産業技術総合研究機構
  • 小林 政広
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 清水 貴範
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 阿部 俊夫
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 飯田 真一
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 稲垣 善之
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 岡本 透
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 壁谷 直記
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 久保田 多余子
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 小南 裕志
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 澤野 真治
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 篠宮 佳樹
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 高梨 聡
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 玉井 幸治
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 釣田 竜也
    農林水産技術会議
  • 野口 正二
    国際農林水産業研究センター
  • 延廣 竜彦
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 細田 育広
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
  • 山下 尚之
    国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Simulation of water discharge at mountainous forest watersheds by using SWAT

説明

<p>SWAT(Soil & Water Assessment Tool)は、比較的なだらかな大流域を対象に、水・物質流出を予測するためにアメリカで作成されたモデルである。しかし、日本のような急峻な地形からなる山地流域への適用可能性については明らかになっていない。そこで、本研究では日本の森林流域を対象に、SWATを用いて水流出量のシミュレーションをおこない、SWATの山地流域への適用可能性を検討した。対象試験地は、森林総合研究所によって流出量と降水量を観測している定山渓(2.0ha)、釜淵(3.1ha)、常陸太田(15.7ha)、桂(59.9ha)、筑波(3.8ha)、宝川(1905.6ha)、山城(1.6ha)、竜ノ口山(17.3ha)、鷹取山(18.7ha)、鹿北(3.7ha)、去川試験地(6.6ha)の全国11箇所の森林理水試験地である。その結果、中間流の滞留時間や地下水層への遅延時間、最大樹冠貯留量などのパラメータを調整することにより、日本のような急峻な山地流域においても、SWATを適用できることが明らかとなった。</p>

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390577740952039936
  • DOI
    10.11519/jfsc.134.0_520
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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