新型コロナウイルス感染症対応に関する行政評価局の取組み

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タイトル別名
  • Actions taken in response to COVID-19 by the administrative evaluation bureau

抄録

<p> 新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、緊急事態宣言の発出を伴うなど、社会経済や国民生活に大きな影響をもたらし、多くの国民が心配ごとや困りごとを抱えることとなった。総務省行政評価局は、その受け皿として行政相談等を通じて情報を収集し、その解決の促進に取り組んだ。今回、その収集情報を基にコロナ禍における実情を考察した。また、感染拡大防止のために、「人と人との接触回避」措置(非対面化)が徹底された。これにより、総務省行政評価局が実施する行政評価局調査は、その性質上、各行政機関の実施状況を実地に調査するものであることから、調査の対象や手法は直接影響を受け、新たな対応が必要となった。そこで、このコロナ禍の1年間に、行政評価局調査の対象や手法について、具体的にどのような変化がみられるのかを概観し、考察するとともに、いわゆる「ウィズコロナ」下における今後の調査の在り方についても考察した。コロナ禍で調査の対象として急浮上した「非対面化」は、デジタル化の推進によって更に加速すると考えられる。</p>

収録刊行物

  • 日本評価研究

    日本評価研究 22 (1), 43-54, 2022-03-31

    特定非営利活動法人 日本評価学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390577763027957120
  • DOI
    10.11278/jjoes.22.1_43
  • ISSN
    18847161
    13466151
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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