救命に至った高濃度酢酸中毒の一例
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- 一番ケ瀬 博
- 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター
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- 上田 敬博
- 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター
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- 松尾 紀子
- 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター
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- 松田 健一
- 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター
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- 大河原 悠介
- 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター
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- 山本 章裕
- 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター
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- 木村 隆誉
- 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター
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- 亀岡 聖史
- 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター
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- 吉岡 早戸
- 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター
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- 生越 智文
- 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター
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- 本間 正人
- 鳥取大学医学部附属病院 高度救命救急センター
書誌事項
- タイトル別名
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- A Rare Survival in patient with high concentrated acetic acid poising:a fatal case report and a review of the literature
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抄録
世界的に報告の少ない高濃度酢酸の誤飲中毒症例を経験したので報告する. 患者は70歳の男性で, 高濃度酢酸 (99%) を酩酊状態で50mL程度誤飲した. 炎症反応と腎障害の悪化をきたしたため当院に転院搬送となった. 初診時にはバイタルは安定していたが, 喉頭浮腫があったため気管挿管を実施した. 腐食性食道炎による穿孔リスクを考慮して転院日 (摂取3日目) の内視鏡検査と経鼻胃管の挿入は差し控えた. 腹部造影CT検査では食道壁のびまん性肥厚と胃壁の菲薄化があった. 急性腎障害に対して腎代替療法を導入したが, 3日間で離脱した. 入院9日目に初回の上部消化管内視鏡検査を行い腐食性食道炎はZargar2Aで, 胃内は体部から前提部にかけて広範な潰瘍形成があった. 支持療法継続により入院17日から嚥下リハビリを開始し, 入院30日に全身状態良好で当院消化器内科への転科となった.
収録刊行物
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- 日本救命医療学会雑誌
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日本救命医療学会雑誌 37 (0), 29-34, 2023
日本救命医療学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390577917543786624
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- ISSN
- 27581055
- 18820581
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可