「プロパガンダ論」再考

書誌事項

タイトル別名
  • Propaganda Theories Reconsidered: Its Past and Present
  • ―世論と合意形成の原点を探る―

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説明

<p>本稿では、およそ100年にわたるプロパガンダ論の主要論文を検証しながら、その意味と役割を考える。プロパガンダの事例は紀元前からあるが、理論化されたのは第一次世界大戦期からである。主な論考として、エドワード・バーネイズ、ウオルター・リップマン、ハロルド・ラスウエル、ジャック・エリュール、リンドリ・フレーザーなどの定義や主張を紹介する。それらが現代の社会を考えるうえできわめて示唆に富むからである。21世紀の現在、政治や社会は大きく変動しつつある。この時代こそマス・コミュニケーションやパブリック・リレーションズの根底にあるプロパガンダの意味を再考する必要がある。</p>

収録刊行物

  • 広報研究

    広報研究 27 (0), 4-32, 2023

    日本広報学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390577928657334528
  • DOI
    10.34608/kohokenkyu.27.0_4
  • ISSN
    24359882
    13431390
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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