日本の音楽をアクティブに学ぶ授業プランの提案と検証 : 雅楽《越天楽》を教材とする「音楽づくり」の授業実践事例

書誌事項

タイトル別名
  • Proposal and Verification of a Lesson Plan for Active Learning of Japanese Music: A Practical Case Study of a Music Making Classroom Lesson Using Gagaku “Etenraku” as a Teaching Material.
  • ニホン ノ オンガク オ アクティブ ニ マナブ ジュギョウ プラン ノ テイアン ト ケンショウ : ガガク 《 エツテン ラク 》 オ キョウザイ ト スル 「 オンガクズクリ 」 ノ ジュギョウ ジッセン ジレイ

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説明

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[要約] 本研究では,日本の伝統音楽である雅楽を子どもたちがアクティブに学ぶことを目指し,授業実践プランの提案とその実践検証を行った。雅楽《越天楽》および《越天楽今様》の鑑賞と唱歌の体験,そして音楽づくりの活動との往還により,雅楽のよさ・本質を子どもたちが深くとらえることを目指した。個人およびペアでの旋律づくりを様々試す中で,旋律の動き方やリズム等を自身の感覚と照らし合わせ思考を働かせながらつくる児童の姿が見られた。また各活動ごとに適切な問いを投げかけ,自分たちの活動の意味を言葉で明確に捉えさせることをとおして,子どもたちの思考を活性化させ,最終的には,全ペアが自分たちの雅楽の旋律をつくりつなげて発表し,雅楽のよさや美しさを児童なりの言葉で全員が記述することができた。

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