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- イソ ノ ハマ ニ ツル ノ コエゴエ ナク オ ニ カンスル イチ コウサツ ムラサキ シキブ シュウシロン
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紫式部集二一番の「いそのはまにつるのこゑごゑなくを」に関して考察を加え、「浜」には「いそ」を除外しない用法があり「いそのはま」は普通名詞と解し得ること、また夏に「つるのこゑごゑなく」とあるのはコウノトリのことであることを、古代中国以来「鶴」という語は鶴類もコウノトリも含む概念で用いられ、コウノトリは「千歳之鶴」として当時の「鶴」を代表し「声」「鳴く」と表現され、人々が一年中コウノトリと近く交わっていたので紫式部が「こゑ」だけで「たづ(コウノトリ)」と識別し得たこと等に拠り指摘し、ニ一番を越前下向時の詠として良いと結論した。
Journal
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- 名古屋大学国語国文学
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名古屋大学国語国文学 100 28-40, 2007-10-31
名古屋大学国語国文学会
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390577973011337728
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- NII Article ID
- 40015721288
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- NII Book ID
- AN00180453
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- HANDLE
- 2237/0002006415
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- NDL BIB ID
- 9284136
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- ISSN
- 04694767
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Allowed