忘れ去られていった死者のカルシッコにみるフィンランドの「自然」と死者
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- Tanaka Yumi
- Hokkaido University
Abstract
フィンランドのサヴォ地方を中心とする地域では、樹木に死者の印をつけることで死者のカルシッコが作られていた。しかし産業化の過程で、そのような樹木は伐り倒され、忘れ去られていった。本発表では死者のカルシッコの変遷という視点から、産業化を一つの転機として、人々と「自然」、死者との結びつきに変化が生じ、人々の生活と「自然」が変化していく過程で、死者が人々の生活から部分的に切り離されていったことを指摘する。
Journal
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- Abstracts of the Annual Meeting of the Japanese Society of Cultural Anthropology
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Abstracts of the Annual Meeting of the Japanese Society of Cultural Anthropology 2023 (0), D13-, 2023
THE JAPANESE SOCIETY OF CULTURAL ANTHROPOLOGY
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390577973012666496
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- ISSN
- 21897964
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
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- Abstract License Flag
- Disallowed