忘れ去られていった死者のカルシッコにみるフィンランドの「自然」と死者

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フィンランドのサヴォ地方を中心とする地域では、樹木に死者の印をつけることで死者のカルシッコが作られていた。しかし産業化の過程で、そのような樹木は伐り倒され、忘れ去られていった。本発表では死者のカルシッコの変遷という視点から、産業化を一つの転機として、人々と「自然」、死者との結びつきに変化が生じ、人々の生活と「自然」が変化していく過程で、死者が人々の生活から部分的に切り離されていったことを指摘する。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1390577973012666496
  • DOI
    10.14890/jasca.2023.0_d13
  • ISSN
    21897964
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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