ジグソー型実験学習法の開発と実践
書誌事項
- タイトル別名
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- Development and practice of a jigsaw-type experimental learning method
- —Trial of inquiry learning in basic biology—
- ―生物基礎での探究学習の試み―
抄録
<p>本研究では,実験授業の結果分析に必要な情報収集や考察にジグソー学習を取り入れた「ジグソー型実験学習法」を開発した.ジグソー型実験学習法は,①実験・データ収集(ホーム活動)②考察に必要な知識の収集(エキスパート活動)③知識の集約・実験考察(ジグソー活動)④各グループの考察を共有(クロストーク)の4段階で構成されており,グループによる実験考察で一部の学生が主導して十分な知識交換がないままに終了する危険性を減らせると考えられる.今回,高等学校3年生の環境水の水質評価に関する測定・考察の実験において実践を行ったところ,授業で学習したばかりの「有機物」という用語をキーワードとして,複数の単元の繋がりの理解が深まったと答える生徒が見られた.知識の収集にあたる「エキスパート活動」の難易度設定や人数調整に改良が必要ではあるが,教科書で学習した知識の理解度や科学リテラシーの向上に有効な学習法となる可能性が見いだされた.</p>
収録刊行物
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- 日本科学教育学会研究会研究報告
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日本科学教育学会研究会研究報告 37 (6), 75-78, 2023-06-24
一般社団法人 日本科学教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390577995320509312
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- ISSN
- 18824684
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可