機械可読性組版の進展

書誌事項

タイトル別名
  • Advances in machine-readable typesetting
  • 10 Years of XSPA and JATS
  • XSPAとJATS10年間の歩み

説明

<p>機械可読性とは文書形式を整えることで、コンピュータが書籍・雑誌等の文書を取り扱いやすくすることである。特に引用文献ネットワークで結ばれるオンラインジャーナルでは非常に重要であり、機械可読性を推進するための具体的方策としてXMLでの記述が進められてきた。欧米ではこのXML記述はほぼ行き渡っているが、日本での普及は遅れている。こうした状況下、米国NLMの医学雑誌用DTD、NLM DTDがJATSに発展し、すべての分野に汎用的に利用され、かつ日本語などの非ラテン文字言語にも適用されることが可能となった。XSPAはその機会を捉えて、日本とJATS検討委員会の橋渡しを担い、またXML記述の普及を目的として2012年に設立された。その後10年間、活動を行ってきたが、まだまだXMLによる機械可読性組版が普及するには至っていない。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390578061481790592
  • DOI
    10.11514/infopro.2023.0_25
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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