Au L<sub>3</sub> 吸収端共鳴X線磁気散乱法による Fe/Au(111) 多層膜の Au 層の誘起磁気構造

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タイトル別名
  • Magnetic Structure Induced in Au Layers of Fe/Au(111) Multilayers by Resonant X-ray Magnetic Scattering at the Au L<sub>3</sub> Absorption Edge

抄録

Co/Cu 多層膜や Fe/Au 多層膜は振動的間接交換結合を示す。この現象の発現機構を探るため Fe/Au(111) 多層膜を試料として Au L3 吸収端円偏光共鳴X線磁気散乱測定を行った。磁気散乱パターンを解析して Au(111) 層の 5d 電子に誘起されたスピン分極の深さ分布を決定した。得られたスピン分極分布の形状は RKKY モデルや量子井戸モデルから予想されるものとは異なっていた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390578083319351040
  • DOI
    10.18957/rr.11.3.189
  • ISSN
    21876886
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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