建設施工現場の省人化とCO<sub>2</sub>削減を同時に達成するコンクリート技術

書誌事項

タイトル別名
  • Concrete Technology That Achieves Both Labor Saving at Construction Sites and the Reduction of CO<sub>2</sub> Emissions

説明

<p>環境配慮型コンクリートの全体像を示すとともに,i-Constructionが目指す建設施工現場の省人化と環境配慮型コンクリートによるCO2削減を同時に達成する技術について言及する。締固め作業の省人化に寄与する高流動コンクリートの粉体としてコンクリートスラッジにCO2を吸収させて製造した炭酸カルシウム微粉末を混入する技術と,CO2吸収コンクリートを埋設型枠に適用する技術を併用することで,省人化とCO2削減を同時に達成することが可能となる。さらに,将来的には,埋設型枠のコストダウンが想定されており,現状コストと同程度で,大幅な工期短縮とCO2削減の達成の可能性について論じる。</p>

収録刊行物

  • コンクリート工学

    コンクリート工学 60 (7), 584-589, 2022

    公益社団法人 日本コンクリート工学会

参考文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ