時系列心拍データを用いたサービスにおけるユーザ保護と有用性を両立する差分プライバシー手法の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- A Differential Privacy Method to Balance User Privacy Preservation and Usefulness in Services Using Time-Series Heartbeat Data
説明
<p>近年,ウェアラブルデバイスやそれに搭載されるセンサの普及により,ヘルスケア分野の研究において時系列心拍データの解析が進められている.時系列心拍データからは不整脈の検知や心理的ストレスの推定が可能なため,心拍データを用いた医療・健康管理サービスは多く存在する.一方,時系列心拍データには多くのプライバシー情報が含まれており,サービスを利用するユーザのプライバシー保護には十分な配慮が要求される.そこで,本研究では時系列心拍データから不整脈検知を行うサービスを対象に,「差分プライバシー」を用いたプライバシー保護メカニズムの提案と評価を行った.評価結果では,提案手法が従来の差分プライバシーを用いたメカニズムと比較してユーザのプライバシー保護を実現しつつ,サービス有用性を両立するための手法として有効的であることを示す.</p>
収録刊行物
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- 人工知能学会全国大会論文集
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人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 1L4OS18a03-1L4OS18a03, 2023
一般社団法人 人工知能学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390578283197772032
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- ISSN
- 27587347
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可