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- IGAWA Yoshimi
- 京都大学大学院経済学研究科
Bibliographic Information
- Other Title
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- 中小企業の知識移転を促進する境界活動のマネジメント
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Abstract
<p>中小企業は研究開発に関する十分な知識資源を有していないことが多いので,競争力向上のためには,外部との連携を通じた知識活用を実現する組織能力を高めることが考えられる。しかし,日本では中小企業が外部知識を獲得する方策の一つである産官学連携活動を通じた知識の活用は停滞している。この状況について,外部知識移転の促進要因について分析し議論することを目的とする。本稿では吸収能力理論において社会統合メカニズムの視点から,マネージャーの管理する社会ネットワーク構築による境界活動に注目した。岐阜県主催の産官学連携研究会に参画した大企業を親会社に持つ中堅企業の一担当者による知識移転の例を,単一事例を用い詳細に経緯を追跡し分析した。結論として,組織に経験のない新知識でもグループ内での境界を変動させる社会ネットワークを用いて移転が促されており,研究の分業が実施されていることが示唆された。</p>
Journal
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- The Kyoto Economic Review
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The Kyoto Economic Review 197 (1), 35-50, 2023-02-28
Kyoto University Economic Society
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390578283211123456
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- NII Book ID
- AN00071549
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- ISSN
- 27583988
- 00130273
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- HANDLE
- 2433/286486
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
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- Abstract License Flag
- Allowed