地域在住高齢者における身体機能指標としてのCalf Ankle Index

DOI
  • 寺山 圭一郎
    東邦大学医療センター佐倉病院 リハビリテーション部
  • 清水 一寛
    東邦大学医療センター佐倉病院 循環器内科
  • 小川 明宏
    東邦大学医療センター佐倉病院 リハビリテーション部
  • 秋葉 崇
    東邦大学医療センター佐倉病院 リハビリテーション部
  • 土谷 あかり
    東邦大学医療センター佐倉病院 リハビリテーション部
  • 寺本 博
    東邦大学医療センター佐倉病院 リハビリテーション部
  • 縄田 千恵
    東邦大学医療センター佐倉病院 リハビリテーション部
  • 中島 悠華
    東邦大学医療センター佐倉病院 リハビリテーション部
  • 高木 瑛基
    東邦大学医療センター佐倉病院 リハビリテーション部
  • 新野 直明
    桜美林大学大学院 老年学研究科
  • 中島 新
    東邦大学医療センター佐倉病院 リハビリテーション部

書誌事項

タイトル別名
  • Calf Ankle Index as an indicator of physical function in community-dwelling elderly
  • -Short Physical Performance BatteryおよびShort Physical Performance Battery community-based scoreとの関連から-

抄録

<p> 【目的】下腿最大周囲長と最小周囲長の比をとりCalf Ankle Index(以下CAI)とし,Short Physical Performance Battery(以下SPPB)およびSPPB community-based score(以下SPPB-com)との関連を明らかにし,CAIが身体機能の指標となりうるかを検討した。【方法】介護予防教室に参加した地域在住高齢者84例を対象とし,初回教室参加時に,下腿周囲長の計測を行った。また,同時に,SPPBの計測も実施し,その関連を明らかにした。【結果】CAIはSPPBおよびSPPB-comのいずれとも有意な相関が認められた。そのうえで,24ヶ月以内に新規に要支援,要介護状態になるとされているSPPBおよびSPPB-comの点数におけるCAIのカットオフ値が1.60となっていた。【結論】CAIが身体機能の指標として有用であることが示唆された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390578283223944704
  • DOI
    10.57476/srpt.11.1_11_11
  • ISSN
    27583864
    18849032
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ