書誌事項
- タイトル別名
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- Evaluation of the Accuracy of Relaxation Time Measurements Using 3D-QALAS at 3.0 T MRI and Comparison with 2D-MDME
- 3.0 T MR ソウチ ニ オケル 3D-QALAS オ モチイタ カンワ ジカン ノ ソクテイ セイド ノ ヒョウカ オヨビ 2D-MDME ト ノ ヒカク
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説明
<p>【目的】Three-dimensional (3D) quantification using an interleaved Look-Locker acquisition sequence with T2 preparation pulse(QALAS)は,緩和時間を測定可能なシーケンスの一つである.3D-QALASは短時間に高い空間分解能で撮像可能な特徴があるが,3.0 Tにおける3D-QALASの緩和時間の測定精度や従来法とのバイアスは明らかになっていない.本研究の目的は,3.0 Tにおける3D-QALASの緩和時間を従来法と比較し,明らかにすることである.【方法】3D-QALASでファントムのT1値とT2値を測定し,それらの精度を評価した.次に,健常者の脳組織のT1値,T2値,プロトン密度を2D multi-dynamic multi-echo(MDME)と3D-QALASで測定し,それらの差を評価した.【結果】ファントムによる評価において,3D-QALASのT1値は,inversion recovery spin-echoのT1値より平均8.3%延長した.3D-QALASのT2値は,multi-echo spin-echoのT2値より平均18.4%短縮した.生体による評価では,3D-QALASの平均のT1値とT2値とPDは,2D-MDMEと比較して,それぞれ5.3%延長,9.6%短縮,7.0%増加した.【結語】3.0 Tの3D-QALASはT1値が1000 ms未満では測定精度が高いが,それ以上では過大評価される.また,3D-QALASのT2値は過小評価され,T2値が長いほどその傾向は大きくなる.</p>
収録刊行物
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- 日本放射線技術学会雑誌
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日本放射線技術学会雑誌 79 (7), 663-673, 2023
公益社団法人 日本放射線技術学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390578304519136128
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- NII書誌ID
- AN00197784
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- ISSN
- 18814883
- 03694305
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- NDL書誌ID
- 032988628
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- PubMed
- 37211403
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- PubMed
- KAKEN
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可