大阪船場の街区特性と街並み景観に関する研究

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  • Study on Block Characteristics and Townscape Landscape in Senba, Osaka

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大阪船場の街区は、豊臣時代の正方形グリッドの街区が特徴である。現在でも古町割に沿った小さな建築物が密集した街区が残る一方で、船場建築後退線や総合設計制度などの敷地統合を伴う建築物更新も行われている。今後も建築物更新により、様々な建築物や街区の混在化と街並み景観の乱れが加速することが考えられる。本研究では、現在船場にある街区特性を6グループに分類し、それらを数字に置き換え、向かい合う街区同士でギャップを求めた。ギャップの大きな街区の組み合わせは船場南側よりも北側に多く、不揃いな街並み景観を形成していたが、周辺環境に合わせた建築物更新により、揃った街並み景観を生み出している組もあった。このように、敷地外の情報にも目を向けた建築物更新が必要となる。

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