尾瀬ヶ原とその周辺山地におけるオサムシ科甲虫類

書誌事項

タイトル別名
  • Carabid Beetles (Coleoptera, Carabidae) on the Ozegahara Moor and its Surrounding Mountains

この論文をさがす

抄録

<p>1994年~1996年に尾瀬ヶ原とその周辺山地のオサムシ科甲虫相を調査した。調査方法は, ツルグレン装置による土壌サンプルからの抽出, ピットフォール・トラップ法, 見つけ取り法の3種類である。 確認されたオサムシ科甲虫類は15属37種で, UÉNO (1954) と SATO (1982) のオサムシ科甲虫類と比較すると、20種が初記録である。ヨシイチビゴミムシ (UÉNO, 1954) は, 最も個体数が多く, 主に尾瀬ヶ原の周辺山地の森林土壌で採集された。 この種は,尾瀬ヶ原よりも周辺の標高の高い山地に広く分布する。</p>

収録刊行物

  • Edaphologia

    Edaphologia 66 (0), 69-74, 2000

    日本土壌動物学会

参考文献 (9)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ