長期使用中のオピオイドからミアンセリンへの変更によって間欠性跛行が改善した1例
書誌事項
- タイトル別名
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- Improvement in intermittent claudication due to transition from long-term opioid therapy to mianserin: a case report
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抄録
<p>76歳男性が歩行に伴う両足底痛のため間欠性跛行となった.両足底痛はオピオイドの開始後に軽減したが経時的に増悪した.末梢動脈疾患や腰部脊柱管狭窄症による間欠性跛行は否定的であり,足根管部のチネル徴候が陽性であったことから足根管症候群と臨床診断した.オピオイドとデュロキセチンを併用したが間欠性跛行は改善せず,オピオイドから四環系抗うつ薬であるミアンセリンに変更し間欠性跛行が改善した.オピオイドからミアンセリンへの変更によって改善する間欠性跛行があることが示唆された.</p>
収録刊行物
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- 日本ペインクリニック学会誌
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日本ペインクリニック学会誌 30 (7), 178-181, 2023-07-25
一般社団法人 日本ペインクリニック学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390578360713901952
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- ISSN
- 18841791
- 13404903
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可