CQ 環境中のダニアレルゲン対策は,喘息急性増悪を減らせるか(喘息のコントロール状態を改善するか)?

  • 佐藤 未織
    国立成育医療研究センターアレルギーセンター
  • 原間 大輔
    山梨県立中央病院小児科
  • 梶田 直樹
    東京都立小児総合医療センターアレルギー科 横浜市立大学データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻
  • 北沢 博
    東北医科薬科大学医学部小児科
  • 伊藤 尚弘
    福井大学医学系部門医学領域小児科学

書誌事項

タイトル別名
  • CQ Are measures against mite allergens in the environment useful for pediatric asthma?
公開日
2023-08-20
資源種別
journal article
DOI
  • 10.3388/jspaci.37.267
公開者
一般社団法人日本小児アレルギー学会

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説明

<p>ダニに感作のある小児気管支喘息患者に対して,ダニの抗原回避の有用性をシステマティックレビュー(SR)で検討した.先行したコクランレビューでのSRから小児を対象とする無作為化比較試験(RCT)を抽出し,先行SR以降のRCTを文献データベースから抽出した.先行SRから18文献,新規に7文献を抽出し,O1:主観的な症状,O2:喘息症状スコア,O3:薬剤使用量,O4:学校や仕事を喘息症状が原因で休んだ日数,O5:予定外の受診回数,O6:1秒量,O7:ピークフロー,O8:気道過敏性試験,O9:呼気中一酸化窒素濃度についてメタ解析を行った.O3,O5,O7で介入群に有意で有効な結果となったが,O3・O5は解析対象文献が1つであり,その他のアウトカムは有意差を認めず,ダニ抗原曝露減少を推奨する強い根拠は存在しなかった.しかし,採用した論文のうち本邦のものは1文献のみであり,環境の異なる海外の結果がそのまま該当するか,十分に検討する必要がある.今後本邦でのエビデンスが蓄積されることを期待する.</p>

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